岡山では初開催となるD1GPシリーズ、目まぐるしく変わる路面コンディションでポイント争いも熾烈

 岡山国際では初のD1グランプリ開催となった第4戦、土曜日の練習走行まではドライ路面が保たれていたものの、午後から降り出した雨でコンディションが悪化、目まぐるしく変わる路面グリップに多くの選手が悩まされていたようです。ただし初開催ということもあってか来場者も熱心に観戦、日曜日には審査エリア脇のスタンドが埋め尽くされるほどの厚いイベントとなりました。
もちろん出展エリアのヨコモブースにも多くのお客様にご来場いただき、多くのご質問をいただきました。残念ながらすべてのドリフトパッケージ車両を展示することはできなかったのですが、持参したカタログがすぐになくなってしまうほど、多くのお客様に関心を抱いていただきました。終日の雨でデモ走行が難しい状況でしたが、せっかく岡山にブース出展したということで、急遽デモマシンを防水対策し、水しぶきを上げながら!?走行するラジコンドリフトを見ていただきました。

 朝から断続的に降る雨で、路面コンディションは目まぐるしく変わっていたようです。強く振っていたかと思うと、急に止んでハーフウエット状態まで回復、そして安心するとまた豪雨といった山間部特有の天気に翻弄され、シード選手といえども全く良い走りができずに終わる場面も見られました。
 決勝の顔ぶれはシード常連とノーポイントが入り混じるサバイバルな雰囲気ですが、その中でも特にハマっていたのはヴェロッサを駆る廣田友和選手、1回戦で予選1位通過の田中一弘選手を破ると、ベスト8では前日のストリートリーガルで初優勝して波に乗る中村直樹選手を一蹴、安定した走りで決勝まで上り詰めます。そしてその対戦相手となったのは対照的なベテラン・今村陽一選手、ここ3年程シリーズ戦での優勝はないものの、今年からマシンをTeam BOSS S15シルビアにチェンジし、昨日のお台場TOKYOドリフトでも優勝して絶好調です。
 やや進行が遅れての決勝対決となりましたが、注目はやはり今村選手のテクニックに対して、廣田選手がどこまで食い下がるかといったところ。今村選手は廣田選手の懐に飛び込み、追走でプレッシャーを与え続けます。1本目の対戦では審査席を過ぎた後のの切り返しで今村選手がオーバーテイクを試み失敗、大きな痛手にはならなかったものの、サドンデスにもつれ込みます。しかしそのサドンデスでは再び追走の今村選手が同じようなタイミングで再びオーバーテイク!失敗したから安全に走るのではなく、自分のテクニックを最大限に発揮し、まさに"魅せる"走りを最後まで貫く今村選手の走りに、観客も一気にヒートアップしていきました。最終的には今村選手3年ぶりの優勝という結果になりましたが、観客からは廣田選手にも惜しみない拍手が送られました。
 これまでシリーズポイントで1位だった手塚選手が予選敗退、2位の野村選手も1回戦で敗退と大波乱、、逆に斉藤大吾選手や今村選手がポイントを獲得して上位に進出し、シリーズ戦の行方が読めない混戦になってきました。次戦は8月2~3日の大分・オートポリスでの開催となります。

 

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